新型フリードGT系でルーフキャリアを選ぶときは、型式だけで判断せず、AIR/AIR EXかCROSSTARか、そしてルーフレールの有無を先に確認することが大切です。
AIR系はルーフレールなし、CROSSTARはアルミルーフレール付きで、必要なステー・取付部品・バー構成が変わります。この記事では、必要部品から全高、DIY、取り付け後の注意点まで整理します。
新型フリードGT系はAIRとCROSSTARでルーフキャリアが違う
新型フリードGT系では、AIR系とCROSSTARでルーフレールの有無が異なるため、同じ「フリード用」でもベースキャリアの構成を共用できません。
| 区分 | 型式 | 駆動 | ルーフレール |
|---|---|---|---|
| AIR/AIR EX | GT1・GT3・GT5・GT7 | GT1/5:FF、GT3/7:4WD | なし |
| CROSSTAR | GT2・GT4・GT6・GT8 | GT2/6:FF、GT4/8:4WD | アルミルーフレールあり |
そもそもルーフキャリアは何を買えば完成する?
ベースキャリアは、ステー/フット、バー、車種別取付部品の3点で完成します。その上にルーフボックス、ラック、スキー・スノーボード、サイクルキャリアなどを載せます。
- 車両に合うステー/フットを選ぶ
- 必要な長さ・形状のバーを選ぶ
- AIR系は車種別取付部品、CROSSTARはルーフレール用部品を組み合わせる
初めて取り付ける人は、ステー・バー・車種別部品を個別購入するより、GT系への適合が確認された一式セットの方が買い間違いを減らしやすくなります。
AIR・AIR EXに合うルーフキャリア
ルーフレールのないAIR/AIR EX(GT1・GT3・GT5・GT7)は、車種別取付部品を使う構成です。スクエアバーは価格を抑えやすく、エアロバーは見た目や風切り音を重視する人に向きます。
| バー | 向く人 | 特徴 |
|---|---|---|
| スクエア | 価格重視 | 基本構成を揃えやすい |
| エアロ | 見た目・静粛性重視 | 空力を意識した形状 |
エアロバーは空力を考慮した形状で、スクエアバーより風切り音を抑えたい人が選ぶ理由になります。ただし、装着しても無音になるわけではありません。
INNO エアロベースキャリア
構成はXS201+K942+XB115BK(前)+XB108BK(後)です。AIR/AIR EXのGT系に合わせる場合は、前後バーの長さまで確認してください。
最大積載重量は40kg、ルーフボックス使用時は50kgです。ベースキャリア装着時の参考高さは1,832mmで、4WDは+25mmとなります。
TERZO エアロ/スクエア
エアロはEF100A+EB100A(またはEB100AB×2)+EH476です。スクエアを選ぶ場合はEF14BL+EB3+EH476の構成を確認してください。
CROSSTARに合うルーフキャリア
アルミルーフレール付きのCROSSTAR(GT2・GT4・GT6・GT8)は、ルーフレール対応の構成を選びます。AIR用の車種別フック構成とは別物です。
INNO
構成はXS400+TR159+XB108BK×2です。新型GT系CROSSTARはXB108BKを前後2本使います。
最大積載重量は40kg、ルーフボックス使用時は50kgです。ベースキャリア装着時の参考高さは1,832mmで、4WDは+25mmとなります。バーとルーフの最小隙間は44mmのため、上に載せるアタッチメントの取付金具によってはルーフとのクリアランス確認が必要です。
TERZO
構成はEF104A+EB100A(またはEB100AB×2)+SR1です。GT2・GT4とGT6・GT8では購入ページを分け、該当型式を確認して選んでください。GT6・GT8はPIAA公式適合確認済みです。
結局どれを選べばいい?用途と予算で判断
価格を抑えたいならスクエア、見た目や風切り音を重視するならエアロが候補です。CROSSTARはルーフレール対応品を選び、前の車の用品がある場合は流用可否を品番で確認します。
| 重視する点 | 選び方 |
|---|---|
| 費用 | スクエアバーを比較 |
| 見た目・静粛性 | エアロバーを比較 |
| Honda Access掲載構成を重視 | INNOの構成を確認 |
| 前車用品を所有 | ステー・バー・取付部品の品番を確認 |
ルーフボックス・ラック・スキー・自転車は何を選ぶ?
載せる物によって必要な積載量と高さが変わるため、先に用途を決めてからベースキャリアを選びます。車中泊で寝る場所を作ると車内の荷物置き場が減るため、ルーフ収納を検討する場合は新型フリードGT系の車中泊マット・適合比較も確認してください。
荷物を多く積む場合は、後方視界も確認しましょう。後付けを検討する場合は、新型フリードGT系デジタルインナーミラーの適合ガイドを確認してください。
- ルーフボックス:衣類や寝具など濡らしたくない荷物
- ラック:形状のあるアウトドア用品
- スキー・自転車:専用アタッチメントの適合と固定方法を確認
購入前に必ず確認したい全高と積載量
ルーフキャリアは駐車場の高さ制限と車両の最大積載量を、装着後の状態で確認します。2.1mの駐車場は余裕があるとは限りません。
ルーフキャリアはDIYで取り付けられる?
DIYは可能ですが、誰でも簡単とはいえません。指定位置、前後の採寸、締付け、車体保護を説明書どおりに行い、自信がなければ店舗取付を選びます。
必要なもの
製品ごとの取扱説明書を最優先に、位置合わせ用のメジャー、車体保護用の養生、必要に応じて踏み台を準備します。付属の専用締付部品・トルク機構がある場合は正しく使用し、未確認の工具を決めつけないようにします。
作業時間
作業時間は製品や経験で変わります。初めての場合は位置合わせや説明書の確認にも時間がかかるため、余裕を持って作業してください。
1人でできるか
ベースキャリア自体はDIYできる商品ですが、長いバーの位置合わせや車体の傷防止に不安があれば2人で行う方が安心です。大型ルーフボックスの持ち上げ・位置合わせは2人作業を推奨します。
前の車のルーフキャリアは流用できる?
すべてを買い直すとは限りませんが、同じメーカーだから流用できるとは限りません。メーカー→ステー/フット品番→バー品番・長さ→GT系用取付部品→最新適合表の順で確認します。INNOとTERZOなど、異なるメーカーの部品を混用することは基本的に勧めません。
取り付け後に後悔しないための注意点
装着後は風切り音、燃費、洗車機、高速道路、リアゲートやアンテナとの干渉まで確認します。常時装着できる場合でも、付けたら放置でよいという意味ではありません。定期的にボルトの緩みやガタつきを確認してください。
- 風切り音:バー形状や積載物で変化する
- 洗車機:使用メーカーの取扱説明書を優先します。INNOでは洗車機利用時にキャリアを外すよう案内されています。
- 高速道路:走行前にキャリア本体の締付け、積載物の固定、ルーフボックス使用時のロックを確認する
- リアゲート/アンテナ:開閉や干渉がないか確認する
FAQ
よくある疑問は、車両区分と品番を照合して解決します。
AIRとCROSSTARは同じですか?
同じではありません。AIR系はルーフレールなし、CROSSTARはアルミルーフレール付きです。
GT1〜GT8ならK942を使えますか?
K942はフラッシュレールなし車用です。「GT1〜GT8」という型式表記だけで判断せず、ルーフレールの有無まで確認してください。CROSSTARはアルミルーフレール付きのため、別のルーフレール対応構成を選びます。
INNOとTERZOを混ぜられますか?
異なるメーカーの部品を混用することは基本的に勧めません。
2.1m駐車場に入れますか?
装着後全高を確認してください。参考例には2,112mmとなる組み合わせがあります。
旧型GB系用を使えますか?
新型GT系とはバー構成が異なる例があるため、商品名だけで選ばず品番を確認します。
前車のキャリアを流用できますか?
メーカー、ステー、バー、車種別部品をそれぞれ品番で確認します。
洗車機は使えますか?
キャリアや積載物の取扱説明書、洗車機側の条件を確認します。
DIYで取り付けできますか?
可能ですが、指定位置・採寸・締付けに不安があれば店舗取付を選びます。
車検は問題ありませんか?
積載状態や車両の保安基準への影響を含め、取扱説明書と販売店の案内を確認してください。
最大積載量は?
車種別適合で示されたベースキャリアの最大積載量と、ルーフボックス・ラックなど使用するアタッチメント側の上限を確認し、最も厳しい条件を超えないようにします。
まとめ
新型フリードGT系のルーフキャリアは、AIR/AIR EXかCROSSTARかを起点に、型式・ルーフレール・部品構成をそろえて選ぶことが結論です。
- AIR/AIR EX:フラッシュレールなし車用のK942やEH476を使う構成を確認
- CROSSTAR:ルーフレール対応のTR159またはSR1を含む構成を確認
- 旧型GB系のバー構成を混ぜない
- 全高・積載量・2.1m駐車場の制限を購入前に確認


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