新型RAV4にルーフボックスやキャンプ用品を載せたいと思って調べると、「ルーフレール」「クロスバー」「ベースキャリア」「ルーフラック」など似た言葉がたくさん出てきます。
さらに通販サイトでは、60系RAV4用と旧50系RAV4用のパーツが混在しているため、「結局どれを買えばいいの?」と迷いやすいのが実情です。
結論からいうと、60系RAV4のルーフキャリア選びは「ルーフレールの有無」→「何を載せたいか」→「60系への正式適合」の順で確認すると整理できます。
- ルーフレール・クロスバー・ルーフラックの違い
- 60系RAV4で何を買えばベースキャリアが完成するか
- Z・Adventure・GR SPORTで注意するポイント
- Toyota純正・INNO・TERZO・THULE・YAKIMA・RHINO-RACKの違い
- 50系用部品を間違えて購入しないための見分け方
PHEVのGR SPORTはアルミルーフレールがメーカーオプションです。ルーフレールを装着していない車両では、この記事で紹介する主要メーカーのルーフレール用キャリアをそのまま購入しないでください。
RAV4 60系でYouTube・Netflixを見るには?
オットキャストを使う前に、純正ディスプレイの有線CarPlay対応と製品ごとの適合を確認。3機種の違いも解説します。
対応条件・使い方を見る →- 新型RAV4のルーフキャリアは何を買えばいい?まず仕組みを理解しよう
- 60系RAV4はグレードとルーフレールの有無を最初に確認
- 屋根に何を載せたい?目的から必要な部品を決める
- 新型RAV4 60系対応ルーフキャリアを比較
- Toyota純正クロスバー|純正で迷わず揃えたい人
- INNO XS400|横への張り出しを抑えてすっきり見せたい人
- INNO XS450BK|バー幅と拡張性を重視したい人
- TERZO EF104A系|エアロバーでまとめたい人
- THULE|SquareBar・WingBar Evo・WingBar Edgeから選べる
- YAKIMA SightLine|YAKIMA製品へ拡張したい人
- YAKIMA SightLine FX|バーの張り出しを抑えたい人
- RHINO-RACK JC-08103|本格的なフラットプラットフォームを作りたい人
- RHINO-RACK JC-08323|少し短いPioneer 6を使いたい人
- 結局どれを選ぶ?目的別に絞ると分かりやすい
- ルーフラックまで完成させたい場合の選択肢
- スキー・スノーボードを載せたいならTERZO TULIPA-G4も正式適合
- 取り付け前に確認したい7つのポイント
- 60系と50系のルーフキャリアを間違えない
- ルーフテントは載せられる?
- 新型RAV4 60系ルーフキャリアのよくある質問
- まとめ|グレード→用途→60系正式適合の順で選べば迷いにくい
新型RAV4のルーフキャリアは何を買えばいい?まず仕組みを理解しよう
ルーフレールとルーフキャリアは同じものではありません。一般的には、車体側のルーフレールに横棒となるベースキャリアを取り付け、その上へルーフボックスやラックなどを追加します。
ルーフレールとは
ルーフレールは、RAV4の屋根に前後方向へ取り付けられている車体側のレールです。
60系RAV4では、ZとAdventureにはアルミルーフレールが標準装備され、GR SPORTではメーカーオプションとなっています。
ただし、ルーフレールがあるからといって、その上へ直接荷物を置いてよいわけではありません。
Toyotaの取扱説明書でも、ルーフレールへ直接荷物を置かず、2つ以上の純正キャリアまたは相当品を使用するよう案内されています。
ベースキャリア・クロスバーとは
左右のルーフレールをつなぐように、車幅方向へ取り付ける横棒です。
RAV4
↓
ルーフレール
↓
ベースキャリア/クロスバー
↓
ルーフボックス・ルーフラック・スキーキャリア・サイクルキャリア
Toyota純正クロスバー、INNO XS400・XS450BK、TERZO、THULE、YAKIMA SightLineなどは、この「横棒2本を作るための商品」です。
ルーフラックとは
ベースキャリアなどの上へ取り付ける荷台です。キャンプ用品やコンテナなどを載せたいときに使います。
そのため、一般的なルーフラックはラックだけを買えばRAV4へ取り付けられるとは限りません。別途ベースキャリアが必要な商品があります。
ルーフボックスとは
荷物を収納する箱型のアタッチメントです。
基本構成は、
ルーフレール+ベースキャリア+ルーフボックス
です。
「RAV4にルーフボックスを付けたい」という場合、最初に確認するのはルーフボックスではなく、自分の60系RAV4に適合するベースキャリアです。
RHINO-RACK Pioneerのような例外もある
RHINO-RACK Pioneer 6のRAV4用セットは、一般的な横棒タイプとは構造が異なります。
↓
ルーフレール
↓
専用フット・フィットキット
↓
Pioneer 6プラットフォーム
一般的なクロスバー2本を別途取り付けるのではなく、専用部品から大きなフラットプラットフォームまで完成させるタイプです。
60系RAV4はグレードとルーフレールの有無を最初に確認
60系RAV4ではHEVのZ・Adventure、PHEVのZ・GR SPORTが設定されています。キャリア選びでは、型式だけでなくルーフレールの有無まで確認することが重要です。
| グレード | パワートレーン | 型式 | アルミルーフレール |
|---|---|---|---|
| Z | HEV | AXAN64 | 標準 |
| Adventure | HEV | AXAN64 | 標準 |
| Z | PHEV | AXAP64 | 標準 |
| GR SPORT | PHEV | AXAP64 | メーカーオプション |
GR SPORTでルーフレールがない場合は特に注意
今回、正式適合まで確認できた主要メーカーの60系RAV4用キャリアは、基本的にアルミルーフレール/フラッシュレール装着車が前提です。
INNOも60系RAV4を実車調査したうえで、ルーフレール付車用を設定し、ルーフレールなし車については別扱いとしています。
楽天やYahoo!で「60系RAV4対応」と書かれている商品だけを見て購入しないでください。ルーフレール装着車用の商品である可能性があります。
屋根に何を載せたい?目的から必要な部品を決める
メーカーを比較する前に「何を屋根へ載せたいのか」を決めると、必要な部品が分かりやすくなります。ルーフボックスとキャンプ用ラックでは完成形が違います。
ルーフボックスを付けたい
ルーフレール+ベースキャリア+ルーフボックス
まずToyota純正、INNO、TERZO、THULE、YAKIMAなどから60系に適合するベースキャリアを選び、その上へ対応するルーフボックスを取り付けます。
キャンプ用品をラックへ載せたい
一般的には、
ルーフレール+ベースキャリア+ルーフラック
です。
一方、RHINO-RACK Pioneerのように、専用フットから直接プラットフォームまで完成させる方法もあります。
スキー・スノーボードを載せたい
ベースキャリアへスキー・スノーボード用アタッチメントを追加する方法があります。
TERZOでは、60系RAV4のルーフレール付車に対してTULIPA-G4のSS113SR+SR2が正式適合しています。
スキー・スノーボードを積みたい方へ
RAV4 60系でスキーやスノーボードを運ぶなら、ベースキャリアに取り付けるINNOと、専用ホルダーでルーフレールに固定するTERZOの違いも確認しておきましょう。必要な取付部品と固定方法を詳しく解説しています。
自転車を載せたい
ベースキャリアを取り付け、その上へ対応するサイクルキャリアを追加します。
将来的に自転車や別のアタッチメントも使う予定があるなら、バーの有効幅や対応アクセサリーも確認しておきましょう。
まず横棒だけ付けたい
Toyota純正、INNO、TERZO、THULE、YAKIMAが候補になります。
将来載せるものがまだ決まっていなくても、ベースキャリアを起点に対応アタッチメントを追加できます。
最初からフラットプラットフォームにしたい
キャンプ・アウトドア用品などを載せる大きなスペースを最初から作りたい場合は、RHINO-RACK Pioneer 6のようなプラットフォーム型も候補です。
新型RAV4 60系対応ルーフキャリアを比較
60系RAV4では、横棒2本を完成させるタイプと、大型プラットフォームまで完成するタイプがあります。価格だけではなく「その商品を買うと何が完成するのか」で比較するのがポイントです。
| 製品 | 買うと何が完成? | 価格目安 | 最大積載等 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Toyota純正クロスバー | 横棒2本 | 46,200円 | 80kg※ | 純正で揃えたい |
| INNO XS400 | 横棒2本 | 43,290円前後 | 75kg | 張り出しを抑えたい |
| INNO XS450BK | 横棒2本 | 46,843円前後 | 75kg | 拡張性を重視 |
| TERZO EF104A系 | 横棒2本 | 希望小売価格合計42,680円 | 60系固有値は未確認 | TERZOで揃えたい |
| THULE SquareBar | 横棒2本 | 58,300円 | 75kg | THULEで価格を抑える |
| THULE WingBar Evo | 横棒2本 | 73,700円 | 75kg | エアロ形状・拡張性 |
| THULE WingBar Edge | 横棒2本 | 82,500円 | 75kg | 低くすっきり見せたい |
| YAKIMA SightLine | 横棒2本 | 58,800円前後 | 約75kg | YAKIMAで拡張したい |
| YAKIMA SightLine FX | 横棒2本 | 69,000円前後 | 約75kg | 張り出しを抑えたい |
| RHINO-RACK JC-08103 | Pioneer 6まで完成 | 238,800円 | 動的約61kg | 本格プラットフォーム |
| RHINO-RACK JC-08323 | Pioneer 6まで完成 | 228,800円 | 車種別値は未確認 | 短めのPioneer 6 |
※Toyota純正クロスバーの80kgは、アタッチメント重量を含む許容積載重量です。価格・在庫・送料は変動するため、購入時に最新情報を確認してください。
Toyota純正クロスバー|純正で迷わず揃えたい人
社外メーカーのフット・取付キット・バーを組み合わせるのが不安なら、Toyota純正クロスバーが分かりやすい選択肢です。
純正クロスバーは2本セットで46,200円。本体重量5.0kg、許容積載重量80kgで、この80kgにはアタッチメント重量も含まれます。
アルミルーフレールの上に横棒2本=ベースキャリアが完成します。ルーフボックスやルーフラックは別売です。
純正システムラックアタッチメントのアルミラックを追加する場合は45,100円なので、定価ベースでは91,300円になります。
ディーラーへ相談しながら取り付けたい人や、純正用品でまとめたい人に向いています。

INNO XS400|横への張り出しを抑えてすっきり見せたい人
XS400はフラッシュタイプ。ルーフキャリアを付けても、バーが車体の左右へ大きく張り出す見た目を避けたい人に向いています。
60系RAV4では、
XS400+TR138+XB100BK×2
の組み合わせです。
屋根に横棒2本=ベースキャリアが完成します。ルーフボックスやルーフラック本体は含まれません。
確認できている主な数値は、最大積載75kg、Tスロット取付可能幅902mm、バーとルーフの最小隙間62mm、前後間隔600~1,080mm、装着時車高1,783mmです。
バー幅よりも、RAV4の外観をすっきりまとめたい人はXS400と考えると分かりやすいでしょう。

INNO XS450BK|バー幅と拡張性を重視したい人
XS450BKは、バーがフットより外側へ伸びるスルータイプです。
この記事では、公式完成セットが分かりやすい、
XS450BK+TR138+XB130BK×2
を主な購入候補として扱います。
屋根に横棒2本=ベースキャリアが完成します。
最大積載は75kg。Tスロット取付可能幅は1,300mmで、XS400の902mmより広く使えます。
そのため、
XS400=見た目・張り出しを抑える
XS450BK=バー幅・拡張性を優先する
という選び分けができます。
なお、カーメイトの60系RAV4適合情報ではXB123BK×2の構成も正式適合として確認できます。本記事では購入導線が分かりやすいXB130BK×2完成セットを中心に紹介します。

TERZO EF104A系|エアロバーでまとめたい人
TERZOは、PIAA公式で60系RAV4・ルーフレール付車への正式適合を確認できます。
構成は、
EF104A+EB92AまたはEB92AB×2+SR2
です。
スクエアバーの設定はなく、エアロバーを使う構成です。
横棒2本のベースキャリアが完成します。
メーカー希望小売価格を合計すると42,680円です。
ブラックとシルバーを選べるため、車体色や外観の好みに合わせやすいのも特徴です。
PIAAの現在公開されている60系RAV4用適合情報では、車種固有の最大積載量を確認できていません。他車種の数値は流用せず、購入時に最新の取扱説明書・適合情報を確認してください。

HEV AXAN64(R7.12~)はこちら
PHEV AXAP64(R8.3~)はこちら
THULE|SquareBar・WingBar Evo・WingBar Edgeから選べる
THULEは1種類ではなく、価格・バー形状・外観によって複数の構成から選べます。
60系RAV4ではフィットキット6262を使用します。旧50系で使われる7055とは別です。
| タイプ | 60系構成 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SquareBar | 7106+7123+6262 | 58,300円 | THULEで価格を抑えたい |
| WingBar Evo | 7106+7113+6262 | 73,700円 | エアロ形状・拡張性 |
| WingBar Edge | 7206+7214+7213+6262 | 82,500円 | 低くすっきりした外観 |



最大積載重量は75kgです。
WingBar Edgeは低くすっきり収まりやすい一方、通常タイプより積載有効幅が狭くなる場合があります。
そのため「高いモデルほどすべての用途で上位」ではありません。
60系RAV4は6262です。通販サイトで多く表示される7055は旧50系向けの構成なので、60系用として購入しないでください。
YAKIMA SightLine|YAKIMA製品へ拡張したい人
SightLineは、タワー+バー+SightClipで横棒2本を作るYAKIMAの標準的な構成です。
日本正規販売元では、60系RAV4用として、
SightLine Tower+JetStream Bar S+SightClip
のセットが販売されています。
横棒2本のベースキャリアが完成します。
確認価格は58,800円前後、耐荷重は約75kgです。
YAKIMAのラックやアタッチメントへ展開したい人には分かりやすい選択肢です。
正規販売元では、適合確認時にグレード・型式・HEV/PHEVなどを伝えるよう案内しています。本記事でも、日本仕様の全グレードへ無条件に適合すると断定せず、購入前確認を前提としています。
YAKIMA SightLine FX|バーの張り出しを抑えたい人
SightLine FXは、タワーとクロスバーが一体になったタイプです。
通常のSightLineより、横方向へのバーの張り出しを抑えた外観にしやすいのが特徴です。
正規販売元での確認価格は69,000円前後、耐荷重は約75kgです。
SightLine=拡張性を取りやすい標準型
SightLine FX=外観をすっきりまとめたい人向け
と考えると分かりやすいでしょう。
こちらも購入前にグレード・型式などを正規販売元へ確認してください。
Yahoo!でYAKIMA SightLine FXを確認する
RHINO-RACK JC-08103|本格的なフラットプラットフォームを作りたい人
JC-08103は、ルーフボックスを載せるための横棒を作る商品ではありません。
専用フットからPioneer 6まで一気に完成させる、本格的なキャンプ・オーバーランド寄りの構成です。
正規輸入元公表値では、
- 対象:XA60系・アルミルーフレール付
- Pioneer 6サイズ:1500×1240×45mm
- 重量:約19kg
- 動的最大積載:約61kg
- 車両加工:不要
- 価格:238,800円
専用フットからPioneer 6プラットフォームまで完成します。一般的な横棒2本を別途購入する構成ではありません。
通常のクロスバーとは用途そのものが違うため、「75kgではなく約61kgだから劣る」と単純比較する商品ではありません。
キャンプ用品などを載せる大きなフラットスペースを最初から作りたい人向けです。
※大型商品のため個人宅配送不可。楽天は西濃運輸営業所止め・法人・取付店宛、Yahoo!は法人宛または営業所止めでの受け取りが必要です。
Yahoo!でRHINO-RACK JC-08103を確認する
RHINO-RACK JC-08323|少し短いPioneer 6を使いたい人
JC-08323は、1300×1240mmのPioneer 6を使う60系RAV4向けセットです。
確認できている構成は、
Pioneer 6 62109+RX200-4+RX2FK018
です。
確認価格は228,800円前後。
1500mmサイズのJC-08103までは必要ない人の候補になります。
JC-08103で公表されている約19kg・動的最大積載約61kgという数値を、サイズの異なるJC-08323へそのまま流用していません。JC-08323について車種別一次情報で確認できていない数値は、本記事では記載しません。
※大型商品のため個人宅配送不可。楽天は西濃運輸営業所止め・法人・取付店宛、Yahoo!は法人宛または営業所止めでの受け取りが必要です。
Yahoo!でRHINO-RACK JC-08323を確認する
結局どれを選ぶ?目的別に絞ると分かりやすい
すべての商品へ順位を付けるより、「何を優先するか」で選んだ方が失敗しにくくなります。純正、外観、拡張性、本格ラックのどこを重視するかを先に決めましょう。
| 純正部品で揃えたい | Toyota純正クロスバー |
|---|---|
| 左右への張り出しを抑えたい | INNO XS400 / YAKIMA SightLine FX |
| バー幅・拡張性を重視 | INNO XS450BK |
| TERZO製品へ展開したい | TERZO EF104A系 |
| THULE製品でシステムを組みたい | SquareBar / WingBar Evo / WingBar Edge |
| YAKIMA製品へ展開したい | SightLine / SightLine FX |
| 大きなフラットプラットフォーム | RHINO-RACK Pioneer 6 |
ルーフラックまで完成させたい場合の選択肢
キャンプ用品などを直接ラックへ載せたい場合は、ベースキャリアだけでなくラックまで含めた総額と構成を確認しましょう。「ラック本体の価格」だけを見ると不足部品を見落とすことがあります。
Toyota純正クロスバー+純正アルミラック

純正クロスバー46,200円+純正アルミラック45,100円で、定価合計は91,300円です。
純正でラックまで揃えたい人には分かりやすい構成です。
※このアルミラック単体では取り付けできません。60系RAV4対応のToyota純正クロスバーが別途必要です。
INNO XS450BK+INA521BK

カーメイト公式では、
XS450BK+TR138+XB130BK×2+INA521BK
という60系RAV4用完成セットも販売されています。
「どのベースキャリアとラックを組み合わせればいいのか分からない」という人には、メーカー側で車種別セットになっている点がメリットです。
このセットなら、60系RAV4のルーフレール装着車でベースキャリアからラックまで一式そろいます。
Yahoo!でINNO INA521BK完成セットを確認する
YAKIMA LockN’Loadはベースキャリアと区別する
LockN’Loadは大型プラットフォームですが、販売条件ではクロスバー装着車両向けの構成があります。
つまり、約11万円のLockN’Loadだけを購入すればルーフレールから完成するわけではありません。
商品名に「RAV4用」と書かれていても、何が別途必要なのかまで確認することが重要です。
※LockN’Loadはクロスバー装着車向けです。このセットだけでルーフレールから完成するわけではありません。対応するクロスバーを別途用意してください。
スキー・スノーボードを載せたいならTERZO TULIPA-G4も正式適合

60系RAV4では、ベースキャリアにスキーキャリアを追加する方法だけでなく、TERZOのTULIPA-G4を使う選択肢もあります。
PIAA公式で確認できる60系RAV4・ルーフレール付車の構成は、
SS113SR+SR2
です。
取り付け前に確認したい7つのポイント
ルーフキャリアは「車に付けば終わり」ではありません。車高・積載重量・洗車機・ムーンルーフ・取り付け状態まで確認しておくことで、購入後の想定外を減らせます。
1.自分で取り付けできる?
Toyota純正クロスバーにはユーザー取付の設定があります。社外品にも自分で取り付けられる商品はありますが、位置合わせや締付方法を間違えると安全に関わります。
取扱説明書を確認して不安がある場合は、ディーラーやキャリア取扱店へ依頼する方が安心です。
2.車高は何cm高くなる?
キャリアを付ければ車高は上がります。
INNOの60系RAV4用XS400・XS450BKでは、ベーシックキャリア装着時の高さとして1,783mmが案内されています。
ただし、さらにルーフボックス・ラック・自転車などを載せれば高さは増えます。
3.立体駐車場へ入れる?
駐車場側の高さ制限を必ず確認してください。
特にルーフボックスを常時付ける場合、確認するべきなのはキャリア単体の高さではなく、最終的に荷物・アタッチメントまで付けた状態の高さです。
4.風切り音は出る?
屋根の上へ横棒やラックを追加すると、何も付けていない状態とは空気の流れが変わります。
エアロ形状のバーは空気抵抗や風切り音を考慮して設計されていますが、車速・取付位置・装着するアタッチメントによって音の出方は変わります。
「エアロバーなら必ず無音」という意味ではありません。
5.洗車機は使える?
キャリア装着車は、機械式洗車機を利用できない場合があります。
キャリアメーカーの注意事項と、利用する洗車機側の規定を確認してください。
ルーフラックやルーフボックスを取り付けている場合は、さらに条件が変わる可能性があります。
6.パノラマムーンルーフ車は大丈夫?
Toyotaの取扱説明書では、ルーフへ荷物を積む場合、パノラマムーンルーフのガラスへ荷物が接触しないよう注意されています。
また、キャリアメーカー側でサンルーフ・ガラスルーフ使用時の制限を設けている場合があります。
Toyota側の条件と、使用するキャリアメーカー側の条件の両方を確認してください。
7.最大積載量はどう考える?
ここは特に重要です。
Toyotaの取扱説明書には80kg以上の荷物を積まないよう案内がありますが、
「RAV4なら、どのキャリアでも80kg載せられる」という意味ではありません。
確認するのは、
- 車両側の条件
- ベースキャリアの条件
- ルーフラック・ルーフボックス側の条件
- 各アタッチメントの条件
です。
実際に使える上限は、その組み合わせの中で最も厳しい条件に従うと考えてください。
また、Toyota純正クロスバーの80kgはアタッチメント重量も含んだ値です。
60系と50系のルーフキャリアを間違えない
通販サイトでは新旧RAV4用パーツが同じ検索結果に表示されます。「RAV4対応」という商品名だけで判断せず、型式・年式・取付キットまで確認してください。
| 60系RAV4 | 旧50系RAV4 | |
|---|---|---|
| 主な型式 | AXAN64 / AXAP64 | MXAA52/54、AXAH52/54、AXAP54など |
| INNO取付部品 | TR138 | TR206など |
| THULEフィットキット | 6262 | 7055 |
年式 → 型式 → ルーフレールの有無・種類 → メーカーの取付キット品番
「新型RAV4対応」という販売ページのタイトルだけでは確定しないでください。
ルーフテントは載せられる?
本記事では、60系RAV4へルーフテントを載せられると一律には断定しません。
走行中の動的荷重と停車時の静的荷重は別で、
- RAV4車両側
- 取付フット
- フィットキット
- プラットフォーム
- 使用するルーフテント
すべての条件を確認する必要があるためです。
ラック単体の商品説明に大きな静的荷重が記載されていても、それだけで60系RAV4へ同じ重量をかけてよいという意味ではありません。
60系RAV4について車種別の一次情報が十分に確認できない組み合わせは、本記事でも「使用可能」と断定しません。
新型RAV4 60系ルーフキャリアのよくある質問
ルーフレールだけで荷物を載せてもいいですか?
ルーフレールへ直接荷物を置く使い方は避けてください。Toyotaの取扱説明書でも、2つ以上の純正キャリアまたは相当品を使用するよう案内されています。
ルーフレールがあればクロスバーはいりませんか?
一般的なルーフボックス・ラック・サイクルキャリアなどを取り付ける場合は、対応するクロスバー/ベースキャリアが必要です。
RHINO-RACK Pioneerのように、専用フットから直接プラットフォームを取り付ける例外もあります。
GR SPORTでルーフレールなしでも取り付けできますか?
今回正式適合を確認した主要候補は、基本的にアルミルーフレール/フラッシュレール付車向けです。
メーカーオプションのルーフレールを装着していないGR SPORTでは、本記事の商品をそのまま購入しないでください。
ルーフボックスだけ買えば取り付けできますか?
多くの場合はできません。
まず60系RAV4に適合するベースキャリアを取り付け、その上へ対応するルーフボックスを装着します。
純正と社外品ならどちらがいいですか?
一律にどちらが上とはいえません。
純正は構成が分かりやすく、ディーラーへ相談しやすいのがメリットです。
社外品は、バー形状・価格・拡張性・デザインなどから用途に合わせて選べるのがメリットです。
50系用キャリアを60系へ流用できますか?
メーカーが60系への適合を正式に確認していない50系用部品は流用しないでください。
THULEの7055や、INNOの旧RAV4向け取付部品など、60系とは異なる商品が現在も通販サイトで販売されています。
まとめ|グレード→用途→60系正式適合の順で選べば迷いにくい
60系RAV4のルーフキャリア選びは、商品ランキングから選ぶよりも、「自分の車両条件」と「何を載せたいのか」を先に整理した方が失敗しにくくなります。
① 自分のグレードとルーフレール有無を確認
↓
② ルーフボックス・ラック・スキー・自転車など、何を載せたいか決める
↓
③ 60系RAV4へ正式適合した製品から選ぶ
という順番です。
純正でシンプルに揃えるならToyota純正、外観をすっきりさせるならINNO XS400やYAKIMA SightLine FX、拡張性ならINNO XS450BK・THULE・YAKIMA SightLine、本格的なフラットプラットフォームならRHINO-RACK Pioneerというように、用途によって選択肢は変わります。
そして最も注意したいのが、50系用の商品を60系用と間違えないことです。
「RAV4対応」という商品名だけで判断せず、AXAN64/AXAP64・年式・ルーフレール・取付キットまで確認してから購入してください。


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